郷土部の活動をご紹介 (2015/10/20)
上川アイヌの研究を継続しアイヌ文化を学んでいる郷土部。今年も次の伝統儀式やイベントに参加し、アイヌ民族との交流を深めています。
6/8 知里幸恵生誕祭「銀の滴降る日」
6/20 旭岳山の神への祈り(ヌプリコロカムイノミ)
7/18 聖なる地での祈り(チノミシリカムイノミ)
7/18 新しい家での祈り(アシリチセノミ)
9/20 アイヌ文化ふれあいまつり
9/21 北の恵み食べマルシェ郷土芸能発表会
9/23 第58回こたんまつり(カムイノミ・イナウ式)
9/27 鮭を迎える儀式(カムイチェプノミ)
9月の活動を紹介します。
食べマルシェの期間中にアッシュアトリウムで行われた「アイヌ文化ふれあいまつり」や、常磐公園での「食べマルシェ郷土芸能発表会」でのアイヌ古式舞踊に参加しました。アイヌ古式舞踊は、祭祀の祝宴やさまざまな行事に際して踊られる、北海道一円に居住しているアイヌの人達によって伝承されている芸能です。
第58回こたんまつりでの「カムイノミ・イナウ式」に参加させていただきました。カムイノミ・イナウ式は、かつて水上交通に依存していたアイヌにとって交通の難所であったカムイコタンでの安全祈願を行う儀式です。
神の魚・鮭を迎える儀式「カムイチェップノミ」にも参加しました。最初に遡上する鮭を迎える儀式になります。神楽岡公園の忠別川の河岸で行われ、たくさんのサケが帰ってくるようにと祈りました。
写真は上から、アイヌ文化ふれあいまつり「古式舞踊」、こたんまつり「イナウを川へ納める所」、カムイチェップノミ「火の神への祈り」です。