郷土部「チノミシリカムイノミ」参加 (2018/6/5)
5/26に嵐山公園内のアイヌ文化の森・伝承のコタンで、上川アイヌの儀式「チノミシリカムイノミ(聖なる地での祈り)」があり、郷土部が参加しました。
上川アイヌは、2市10町で申請した「カムイと共に生きる上川アイヌ~大雪山のふところに伝承される神々の世界」で、2018年度の日本遺産に認定されたばかりです。その関連する聖なる地での祈りになります。チノミシリカムイノミは、1年の集落の平穏や地の恵みを願って、カムイ(神格を有する高位の霊的存在)たちに祈りを捧げるもので、旭川では嵐山が祈りを捧げる聖地となっています。部員は、儀式の祭壇つくりのお手伝いや、火の神を通じてのお祈り、古式舞踊の挨拶の踊りを経験しました。
また、5/19に旭川市市民活動交流センターCoCoDeで行われた第11回学生合同文化祭のイベントで、市民の皆様にアイヌ文化について深く知ってもらいたいと、テーマ「上川アイヌの研究の軌跡と上川アイヌの基礎知識」で発表も行っています。
写真は、上川アイヌの古式舞踊「挨拶の踊り」と学生合同文化祭での発表の様子になります。